アナトミック体幹トレーニング
〜鍛える筋肉 鍛えない筋肉〜
この講座は、鍛える筋肉と鍛えない筋肉を使いわけ、体幹トレーニングを実践していきます。
体幹トレーニングで必要な、基本的な筋肉の繋がりを実践し体感することで、身体の使い方の変化を感じる講座です。
【鍛える筋肉&鍛えない筋肉】
[身体のパフォーマンスを落とす体幹トレーニング]
体幹トレーニングは、体幹を安定させ身体のパフォーマンスを上げることが目的とされているため、スポーツの世界ではもちろん、一般的にも姿勢が良くなることからダイエット目的で使用されることも多くなってきました。
しかし、一般的な体幹トレーニングは身体に無駄な負荷を掛けてばかりで、本来の体幹トレーニングの目的を見失っているものを多く見かけます。
実は、身体に無駄に負荷をかけることで身体のパフォーマンスを下げてしまう可能性があることをご存知でしょうか。
身体のパフォーマンスを上げるためには、股関節や肩関節などの可動域、それらを取り巻く筋肉をうまく活躍させることが必要になってきます。
過度なアウターマッスルの強化は、関節に制限をかけてしまい身体のパフォーマンスを下げてしまうのです。
[中臀筋は鍛えない筋肉]
例えば、ヒップアップや腰痛予防などに効果があるトレーニングで、バックブリッジ(橋のポーズ)が取り上げられています。
このトレーニングは、お尻と背面が強化されるイメージがありますが、やり方を間違えれば中臀筋の過度な強化とななります。
中臀筋は本来、鍛えなくてもよい筋肉です。
中臀筋は鍛えすぎてしまうと大腿筋膜張筋や大腿四頭筋なども発達し、股関節と膝が外方向に引っ張られ、股関節がうまく使えなくなります。
すると、腰にある腰方形筋を無駄に緊張させ身体を支えようするため、腰に負担がかかります。
中臀筋を過度に鍛えすぎたことが原因で、股関節痛や腰痛を引き起こす原因になるのです。
体幹トレーニングをしているつもりだったのに、中臀筋が過剰に鍛えられ、身体のパフォーマンスが落ちてしまった、もしくは腰痛になってしまったという事態に陥ります。
体幹トレーニングで行なっていたはずのバックブリッジが、やり方一つ間違えたことで中臀筋を無駄に強化するトレーニングにすり替わってしまうのです。
[鍛えない筋肉]
中臀筋以外にも鍛えなくてもよい筋肉があります。
・大腿四頭筋
・僧帽筋
・三角筋
この3つの筋肉と中臀筋は、本来、体幹トレーニングを行う際に鍛えなくてもよい筋肉です。
鍛えなくてもよいというと語弊があるかもしれませんが、あえてフォーカスを当てて鍛えずとも、日常の動きの中で自然と鍛えられている筋肉なので無駄に鍛えなくてもよい筋肉なのです。
腕を上げる動作、脚を上げる動作などで自然と使うしかない筋肉です。ですから、あえて鍛えなくても良いのです。
しかも、鍛えなくても良い筋肉は、インナーマッスルをトレーニングすることで勝手に鍛えられる筋肉です。
実際、アウターマッスルは各動作の補助として働きます。いわば、アウターマッスル、鍛えなくてもよい筋肉こそが補助筋肉と言えるでしょう。
[やり方一つで効果が変わる]
体幹トレーニングでは、アウターマッスルではなく、インナーマッスル、大腰筋や腹斜筋などを鍛える筋肉としてフォーカスをあててトレーニングすべきです。
形だけを真似し、本来の目的である体幹をトレーニングするためにはどう身体を使うべきか、ここを知らずにやってしまうから、「腰が痛い、肩が痛い」などの残念な結果に繋がってしまうのです。
だからと言って、大腰筋だけ強化する訳ではありません。ある一箇所の筋肉だけを強化するのではなく、そこにつながる筋肉を全て促通させることで体幹は安定します。例えば、大腰筋であれば、大腰筋~骨盤底筋~内転筋といった繋がりがあるので、内転筋まで連動させて鍛えると体幹は安定します。
そうすることで、体幹トレーニングは肩こりや腰痛の改善など運動療法としても使え、もちろん、スポーツにおいてもパフォーマンスを上げることに役立つのです。
この筋肉の使い分けがわかっているか、いないかは体幹トレーニングをする最重要なポイントになってきます。
やり方一つで効果が変わる、それが体幹トレーニングです。
本来の目的を踏まえつつどう筋肉を使い分けるか、鍛える筋肉と鍛えない筋肉、それらを明確にしトレーニングすることで体幹トレーニングは目的を果たします。
この講座では、その鍛える筋肉と鍛えない筋肉を徹底して使いわけながら体幹トレーニングを行い、身体で感じて頂きます。
実際に感じることで体幹トレーニングを自分のものにして下さい。
◆講義内容◆
[第1章] 体幹トレーニングに必要な基礎解剖学
・よくある体幹トレーニングの間違い
・体幹トレーニングに必要な筋肉について
・筋肉の連鎖について
・肩甲骨と股関節の基本動作
・効率よく筋力を強化する体幹トレーニングとは
・体幹トレーニングを運動療法に役立てる
・スタイルアップが目指せる体幹トレーニングとは
[第2章] 体幹トレーニング実践
〜体幹トレーニングを紐解く〜
・2点で支えるポーズ
・プランクポーズ (板のポーズ)/バリエーション:片足を上げる
・V字腹筋(船のポーズ)
・サイドプランク(賢者のポーズ)
・戦士のポーズⅠ
・ランジ(ハイランジのポーズ)
◆対象◆
・体幹トレーニングを実践している、または身に付けたい方
・体幹トレーニングをピラティスやヨガで活かしたい方
・運動に携わる方
・ご自身の運動パフォーマンスを上げたい方
*一般の方でもわかりやすい内容です。安心してご参加ください。
◆価格◆
通常30,000円(税抜)のところ、
・動画視聴コース 14,980円(税込)
*分割支払いの場合はカード会社所定の分割手数料がかかります。
*銀行振込の場合、8%割引になります。
お申込みから3日以内に、指定口座までお振込みください。
【テキストについて】
*テキストデータは、動画配信当日のご案内メールで添付致します。
*ダウンロードしてご利用下さい。
*通学コースに参加される方は講義中すぐに確認ができるように印刷をお願いしています。
*タブレット端末をお持ちですぐに確認できるようにしていただければ必ずしも印刷の必要はございません。
*スクールでの印刷ご用意はありませんので、あらかじめご了承下さい。
テキストデーターや講座の当日の案内は、下記のアドレスから送ります。
迷惑メールフォルダーに入らないように、登録をお願いいたします。
[email protected]
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◆講師◆
<山川公平>
高校、大学、社会人でアメフト9年経験。
中央大学でアメフトをしている時に、右肩と両膝に大きなケガを負う。その自身の怪我がきっかけとなり、健康の重要性を実感する。都内でピラティスインストラクターとして活動している時に高橋龍三(スタジオ代表)に出会い、師事している。体軸理論を学び、施術・ピラティスをその理論のもと活動している。
・体軸ピラティス監修
・明治ZAVAS「知らず知らず筋」 協力
・体軸リハビリテーション レベル4終了
・basi pilates comprehensive TT
・全米ヨガアライアンス200時間取得(RYT200®)
<小田中 希>
IT企業に勤務するが、ハードな仕事内容に体調を崩す。体調を崩したことをきっかけにヨガをはじめる。
ヨガインストラクターとして活動中に高橋龍三に出会い師事している。
スポーツクラブ、ヨガスタジオ、専門学校などで体軸理論を取り入れたヨガクラス指導経験を経て、体幹パーソナルトレーナー養成講座を担当し、体軸理論を取り入れたヨガや体幹トレーニングの指導ができるインストラクターの育成を行っている。
・全米ヨガアライアンス200時間取得(E-RYT200®︎)
・体軸ヨガ講師養成講座修了
・タイ政府認定 ITMタイヨガボディーワーク LEVEL2 修了
・日本リフレクソロジー協会認定 リフレクソロジスト・ライセンス取得
・月経血コントロールヨガ指導者養成講座修了
・経絡ヨガ指導者養成講座修了
◆キャンセルについて◆
詳しくはこちらをご参照ください。
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